全国的に梅雨も明け、いよいよ夏本番となりました。毎年猛暑記録が更新されているような気がしてしまいますが、この暑さ、もはや体にこたえるというだけではなく、家の中にいても熱中症にやられてしまったりと体に危険なレベルに達しています。大人でも子供でも、このくらい大丈夫と思わずに、こまめな水分補給や風通しに注意してお過ごしください。
さて夏本番ということで、既にお盆休みの計画を立てておられる方も多いかと存じますが、今日は少しだけ気が早いかと思いますものの、暑さが若干和らいだ頃、秋のお彼岸にちょっとだけ関係した本を一冊ご紹介したいと思います。
お彼岸のお墓参り、ご家族で、あるいは近しい方と、またはおひとりでと、皆それぞれの想いでお参りされることかと思います。人が生き、人と交わり、そこで形作られた様々な記憶をのこしつつ、先に逝ってしまった人をのこされた人が偲ぶ、その想いは世界のどこであっても違いがあるものではないと思います。ただ、お墓そのものとなると、その土地の気候風土、それに根差した民族的歴史や風習、また宗教の違いなどが重なり、実に多様なお墓の様式、弔いの仕方というものがあることに改めて驚かされます。
先月、幻冬舎より出版された『世界のお墓』(ネイチャー&サイエンス / 編著)では、世界中から厳選した52か所のお墓が美しい写真で紹介されており、その文化的・宗教的背景も詳しく解説されています。幻想的とさえ言える世界各地のお墓やその文化背景を知ることで、改めて供養とは何であるのか、ということを考えさせられるかもしれません。
日本でも、時代の流れにともなう家族構成の変化などから、お墓の在り方もまた少しずつ変化が見られてきています。
供養の形にも選択肢が増えてきている中、のこす記憶.comでは、ひとつの選択肢ではなく、いくつかを組み合わせての供養など、本当に想いを伝え、のこしていけるご供養のお手伝いをさせていただくため、ご遺骨のいろいろな形での供養紹介をしております。詳しくは以下ページをご覧ください。
終活支援サイト『のこす記憶.com』がお届けする『のこす記憶.comコラム』では、日常生活の何気ない一コマから、のこし伝えていきたい記憶を不定期更新で綴ってまいります。