今月の法語
「無相のおもいを修せよ。心にひそむ傲慢を捨てよ」 私たちは物・事にとらわれがちです。例えば物欲や名誉欲です。欲しい欲しいの連続。手に入れてみれば人に自慢したくもなる(=傲慢)。なくなれば苦しい。物・事はすが […]
続きを読む →「無相のおもいを修せよ。心にひそむ傲慢を捨てよ」 私たちは物・事にとらわれがちです。例えば物欲や名誉欲です。欲しい欲しいの連続。手に入れてみれば人に自慢したくもなる(=傲慢)。なくなれば苦しい。物・事はすが […]
続きを読む →「一切諸仏の身体はただ1つの法身である」 阿弥陀さま、観音さま、お不動さま、仏さまはたくさんいらっしゃいます。しかし、人格的に別々なわけではありません。私たちそれぞれに合わせて、いろいろなお姿で現れて下さっ […]
続きを読む →「自ら未だ得度せざるに、先ず他を度す」 自分が自分がで行動しがちな私たちですが、自分が渡る(得度)前に先ず他者を渡す。こんな思いで行動していきたいものですね。 出典:『大般涅槃経』迦葉菩薩品 […]
続きを読む →「他人に教えるとおりに、自分でも行え」 他人にああだこうだと言うことは簡単です。それ、自分でもちゃんと出来ていますか?・・・これはとても難しい。自分を律することは難儀なことですが、まずは自分自身を見つめてみ […]
続きを読む →「仏土を荘厳すというは、すなわち荘厳にあらず」 如来は仏土の飾り付けをしますが、それは飾り付けではないのです。人はお洒落をしますが、本来、お洒落とはすべて脱落した状態です。着飾ることはお洒落ではない。 &n […]
続きを読む →「生死はなはだ厭ひがたく、仏法また欣ひがたし」 仏法はこの世(=生死)の苦しみから抜け出る方法ですが、私たちはこの世が好きで好きでたまりません。自ら苦しみに入り込んでしまっていることに、早めに気づいていきた […]
続きを読む →「仏名を称するがゆえに、念々のなかにおいて八十億劫の生死の罪を除く」 称名念仏をするということは、自らの生き様を振り返るということにもなりましょう。仏の御名において、ようやく自分自身の姿が見えてくることもあ […]
続きを読む →「一切の有為法は、夢・幻・泡・影の如し」 この宇宙のあり様(有為法)はすべて永続的なものではなく、刻一刻と変化をしています。私たちは多くのことに永続性を求めがちですが、それは宇宙の真理に反していると言えるの […]
続きを読む →「恩にそむき義に違いて、報償の心あることなし」 私たちは生まれてから今日まで、どれだけ多くの人たちから恩を受けてきたことでしょう。恩に報いていくことは、それだけでも人生の目的になっていきます。 […]
続きを読む →「少しの法も、得べきもの有ること無し」 仏教ではもちろん仏法(教え)を得ることを旨とするのですが、それ自体に実体があるわけもなく、得たものに執著してはならないと説きます。実体のないものに振り回されがちな私た […]
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