今月の法語
「横に威勢を行じて人を侵易し、みづから知ることあたはず。」 横ざまに、横柄になり他人を侵害していても、自分でその事には気づいていない。他人ではなく、自分こそが愚かだという事に気づいていきたいもの […]
続きを読む →「横に威勢を行じて人を侵易し、みづから知ることあたはず。」 横ざまに、横柄になり他人を侵害していても、自分でその事には気づいていない。他人ではなく、自分こそが愚かだという事に気づいていきたいもの […]
続きを読む →「女人を、子において母と称し、兄において妹といふがごとし。かくのごとき等の事、みな義に随ひて名別なり」 名は対象の1つの側面しか示し得ません。この宇宙においてすべてです。名にとらわれず、物事の本 […]
続きを読む →「悪しきを懲らし善(ほま)れを勧むるは、古の良き典(のり)なり」 なにが悪で、なにが善なのか、しっかりと見極めたいものです。太子は諂(へつら)い媚(こ)びることを忌み嫌われています。 出典:聖徳 […]
続きを読む →「もし諸相は相に非ずと見るときは、すなわち如来を見る」 先入観によった見た目(=相)に惑わされず、本質を見ることこそ真実(=如来)を見ることなのです。 出典:『金剛般若経』 善福寺 […]
続きを読む →「此の教によりて聞くに随って信楽の心を起こす」 仏教では「聞」を大切にします。教えをまず聞くわけです。普段の生活においても、相手の話をまず聞く姿勢を大切にしたいものです。 出典:『摂大乗論』応知 […]
続きを読む →「恩に負(そむ)き義に違して、報償の心あることなし」 人は誰でも他者の世話になっています。報償の心とは、その恩義に報いていく心を言います。しかし、現実は惨憺たるあり様です。自らを省みたいものです。 &nbs […]
続きを読む →「この濁悪処には、地獄・餓鬼・畜生、盈満(ようまん)し、不善のともがら多し」 地獄などは別世界ではなく、この世界(=濁悪処)にこそあるのかもしれません。不善行為を伝える報道に触れるたび、そう思わずにはいられ […]
続きを読む →「心しづまりぬれば心眼をのづから開けぬ。水しづまりて影あらはるるが如し」 心は常にざわついています。自分の心なのですが、うまく制御できません。静めることができれば、大事なことが見えてきそうです。   […]
続きを読む →「ただ仏恩のふかきことをおもふて、人倫のあざけりをはぢず」 人から何を言われようとも、自分の信ずるところを進むことも生き方として正しいことでしょう。世間体が気になる私たちですが、真実を見る目を持ちたいもので […]
続きを読む →「まさに住するところなくして、しかもその心を生ずべし」 誰かを思うことは執着することにもつながります。しかし本当に大切であるならば、見守ることもまた思いでありましょう。 出典:『金剛般若経』 […]
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