宗の教え013 三類境を知って充実度アップ(その2)
前回からの続きとなります。 幽霊登場のお話や、幽霊画や幽霊像を見るならば、恨めしい思いを持って亡くなった人もいるだろう、怒りのなかで亡くなった人もいるだろう、大きな悲しみをこの世で懐いて亡くなっ […]
続きを読む →前回からの続きとなります。 幽霊登場のお話や、幽霊画や幽霊像を見るならば、恨めしい思いを持って亡くなった人もいるだろう、怒りのなかで亡くなった人もいるだろう、大きな悲しみをこの世で懐いて亡くなっ […]
続きを読む →日本人は幽霊話が好きなようで、日本ではお能や怪談など、幽霊が出てくるお話が多く伝わります。私も小学生の頃、心霊写真大図鑑などを友だちと見ては恐怖に慄いたものです。幽霊にも色々とあるようで、かつて父親に谷中の全生庵に幽霊画 […]
続きを読む →如来大悲の恩徳は、身を粉にしても報ずべし、師主知識の恩徳も、骨を砕きても謝すべし この和讃は、『恩徳讃』として親しまれている親鸞聖人御作の仏徳讃嘆です。私のような愚かな凡夫であっても、いえ、凡夫 […]
続きを読む →昔、両親から「暑さ寒さも彼岸まで」と教えられましたが、気候変動なのか9月はお彼岸になっても暑いです。たしかに空気は秋なのですが、日差しは真夏と変わりません。かつては多少涼しくなっていく頃合いが、夏が終わったことを証明し、 […]
続きを読む →前回の続きとなります。 なるほど、普段物事を考えているのは第六意識であっても、それとは別の第八阿頼耶識に よって世界も私も成り立っているわけですから、たしかに思ったとおりにはならないはず です。 […]
続きを読む →風景というものは、何の変哲もないものに映ることもあれば、時には芸術作品以上に美しく映ることもあります。たとえば、今から40年以上前のこととなりますが、私は東京の神田川につながる、妙正寺川の近辺に住んでおりました。当時の妙 […]
続きを読む →日本人は一般に勤勉だと言われています。耐え忍ぶということも昔からの美徳でしょう。苦しい状況にあっても、忍耐一本で取り組む姿勢が賞賛される傾向も感じられます。仏教でも「忍辱」(にんにく)や「精進」という徳目があり、屈辱や […]
続きを読む →私たちは、「時間というもの」は客観的存在であり、かつ、直線的に進んでいるものだと感じることが多いでしょう。過去から現在、そして未来へと進んでいき、決してループしたりすることはない。まさに川の流れのようなものです。私たちは […]
続きを読む →死んだらどうなるのかなあ。私は小学生のころ、寝床で漠然と考えることがありました。宇宙の先はどうなっているのかという疑問とならび、小学生の私にとっては難問の双璧でした。考えていると怖くなりましたが、いつの間にか寝てしまって […]
続きを読む →仏教用語としての空は「そら」ではなく「くう」と読みます。読経のときに「くうくう」と聞こえるのは、この「空」が連続している箇所です。空とは簡単に言いますと、有るのでもなく、無いのでもないことです。この世の一切の森羅万象、物 […]
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