コロナ禍で問われる本当の人と人とのつながり

皆様、こんにちは。新型コロナウイルスの猛威は収まる気配がありませんが、ウイルスは自分の足で歩きまわっているわけではありません。移動なんてほとんど出来ないことでしょう。移動の手伝いをしているのは、他でもない私たち人です。中国から広まり始めたウイルスは、今、全世界を席捲してしまっています。それだけ人と人とのつながりというものは、全世界的なものであると言えましょう。人は皆、やはりどこかでつながりを持って生きているということの証が、この災禍のなかで浮き彫りとなりました。出来ればこうした非常時ではなく、平時において感じることができれば幸いでした。しかし、非常時ではあっても私たちは、困窮している人がいれば行動を続けねばなりません。ウイルスが見せたこのつながりに、今度は私たちが幸せを彩っていきたいものです。

 

善福寺 住職 伊東 昌彦

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