九月の法語

「来生の開覚は、他力浄土の宗旨、信心決定の道なるがゆへなり」

 

浄土真宗では覚りを得ることは来生、つまり、現世で信心が定まり、往生浄土しての来世となります。現世で覚るということは素晴らしいことですが、自分を見つめ直すならば、どうにも難しいことのように思えてなりません。

 

出典:『歎異抄』第十五章『観無量寿経』

 

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